- 鉄道コンテナ輸送はJR貨物と鉄道利用運送事業者(通運事業者)とが一体になった戸口から戸口への複合一貫輸送サービスになります。
温室効果ガスの排出削減による地球温暖化防止と、低炭素型の物流体系の構築を実現するために、CO2排出量の少ない鉄道コンテナ輸送へのモーダルシフトが注目を集めています。
- ① 環境性 ・・・ CO2の排出量も少なく、都市部の渋滞緩和にも貢献
② 経済性 ・・・ 輸送コストの削減に貢献
③ 確実性 ・・・ 列車運行ダイヤに基づいた定時輸送
④ 安全性 ・・・ 鉄道の高い安全性
⑤ 柔軟性 ・・・ 様々な輸送形態のニーズに対応
- 日本の部門別のCO2排出量を見ると、運輸部門は全体の17%を占めています。そのうち約35%がトラックによるものです。
トラックに比べ約9分の1のCO2しか排出しない鉄道輸送は、窒素酸化物(N0x)、粒子状部質(PM)の排出も大変少ないクリーンな輸送手段です。鉄道コンテナ輸送へのモーダルシフトが進めば、トラックの走行量や走行距離が減少して交通渋滞も緩和され、CO2排出量の削減にさらに貢献出来ます。
- JRコンテナは、いつでもどこでも片道のみでの利用が可能です。利用が終わったコンテナは利用運送事業者が最寄の貨物駅に返却いたしますので、無駄なコストが掛かりません。もちろん、帰り荷の心配もいりません。
また鉄道コンテナは、発着の貨物駅において、一時無料で留め置きできるサービスがあります。このサービスを利用すれば、お客様の納入計画にあった配達が可能となり、突然の納品日時の変更などにも、倉庫等を手配せずに対応でき、保管費用の削減が可能です。
- 日本の鉄道は、世界でもトップクラスの正確性をもっています。JR貨物の貨物列車も分単位のダイヤが組まれ、主要幹線には定時運行に優れた高速コンテナ列車が運行され、24時間体制の運行管理が行われています。
これにより、高い定時運行率が確保されお客様のお荷物を、確実に、スピーディにお届けいたします。
- 貨物列車は線路上を走行するので、安全・安定した輸送を実現しています。
道路上を走行すると懸念される交通事故などの心配が軽減されますので、危険品など安全性が求められる貨物の輸送に最適です。
- 鉄道コンテナ輸送には、貨物の性質や形状、輸送温度、貨物量、荷役作業など様々な条件に応じた、多種多様なコンテナがあります。
お客様のニーズに応じたコンテナを選ぶことにより、お客様のビジネスに最適な輸送サービスを実現します。
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